今回は高効率のドラウンドトラップ(ソウルサンド式)を作りました。
(2019/8/5: その後1.14でももう少し大きいドラウンドトラップを作りました)
今までの冒険で既に(村人式の)ドラウンドトラップは作っていたのですが、トラップの効率にはあまり満足していませんでした。 ある程度気長にトライデントをゲットするという目的には十分役立ってくれましたが、もう少し効率の良いトラップを作ってみたくなりました。
いろいろ調べるとドラウンドは川バイオームで特に良く湧く(ドラウンドが湧く確率が高く設定されている)らしいので、今回は川バイオームにトラップを作成する事にしました。
今回作るのは川バイオームの上空に大きな水槽を作って、その底にソウルサンドを敷き詰めてできる上昇バブルでドラウンド達を水槽の上まで誘導し、その上に設置する フェンスゲート + その上の水流 でドラウンド達を一箇所に集めてから、待機場所まで落下させて瀕死のダメージを与える、という仕組みにします。
水槽は地上から20ブロック程度上(Y=80)から上空Y=225程度までのものを作ります。この水槽が大きければ大きいほどきっと効率も良くなるのである程度の大きさ(32x32)の水槽を作りたいと当初は思っていました。 しかし最終的には川バイオームの形状などからもっと小さいサイズ(後述のとおり)15x41の水槽を作りました。
以下に完成したトラップの稼働時のイメージをまず載せておきます。
という事で、まず川バイオームを探す所から始めました。 川らしき地形は目視で探しました。 以下のような感じで、高い所まで土ブロックを積み上げて周りを見渡すような探し方をしました。
次に、F3で出てくる情報の Biome: 欄を見て minecraft:river となっているブロックを1つずつ突き止めてマーキングしていきます。 今回はたまたま手持ちで持っていた石ブロックでマーキングしました。
ある程度マーキングしたところで上空までブロックを積み上げて見下ろして見ましたが、細長い部分の集合体のような感じの形状になっていて、当初考えていた32x32程度の大きさを確保するのが難しいという事がわかりました。
それでもそこそこ大きく取れそうな矩形(15x41)をシーランタンでマーキングしました。
Y=80から水槽を作り始めます。
こんな感じに外枠を積み上げて行きます。 (外枠の範囲は17x43です) 単純作業なので非常に退屈な気持ちにもなるのですが、まぁ黙々と作業をこなして行きました。
石ブロックが大量に必要(一層あたり2スタック弱が必要)だったので、しばらく前に作った石製造機では役不足感(遅すぎる=毎分80個の性能)を否めませんでした。 なので実は途中で以前よりも効率の良い石製造機も作りました。 (以下スクショです。 説明が大変そうだったので記事にはしていないのですが、性能的には毎分325個程度出るものとなっています。)
地道にコツコツと作業を行って大分上空まで作りました。 雪が降っているので、この後予定している水源の設置作業では、ひと工夫必要になりそうです。(凍ってしまわないための工夫)
予定していた高度まで(大凡)到達したので、土ブロックを敷き詰めます。
この土ブロックの上に水源を設置して、最終的には土ブロックを壊します。それによりこの水槽が水流で満たされる事になります。 (水流のままだとソウルサンドからの泡が上までのぼってこないので、水流から水源に変換するための作業も後で行います)
少し分かりにくいのですが、水源が凍ってしまわないための対策として、敷き詰めた土ブロックの2ブロック上の端の部分には以下の画像のように土ブロックを設置しました。 水源が凍る際のざっくりとした条件として空が見えていて且つ自分の横方向のブロックのどこかが水以外であることというのがあります。 つまり石の壁と接している部分にのみ蓋をすればとりあえずは凍らないという事なので以下のようにしました。
そして水源で満たします。
次に屋根となる高さの端っこ部分だけ(先ほどの土ブロックの蓋の真上)を作りました。 (本当はこの作業を先にやれば、上記の土ブロックの蓋の設置は不要でした…。 以下のスクショではいらなかった土ブロックの蓋を撤去しています。)
次にフェンスゲートの設置&水源の設置を行って行きました。(このあたりの詳細はこの間作ったガーディアントラップの時と同じやり方なのでそちらを参考にしてもらうと良いと思います。) そして片側の辺に集まったドラウンドを更に誘導するための水路も作りました。(以下のスクショではまだ水は流していない)
そして水槽から24ブロック程度はなれたところまで誘導する部分と、その先のドラウンドを落下させる部分を作って行きました。 (水槽から落下場所(≒待機場所)までを24ブロック離したのは水槽全体でドラウンドがちゃんと湧くようにするためです)
そして待機場所(ガラスで囲われた部分)も作って行きます。 待機場所はY=195付近にします。これは地上(Y=63付近)から128ブロックより離れていて且つ水槽内のどの部分も128ブロック以内であるという事とドラウンドの落下距離でこのように決めました。
以下に位置関係を示す参考図を載せておきます。
ここから先の作業は水中での作業となるので、コンジットの設置を行いました。 コンジットは水槽内の全てにその効果が及ぶような場所(水槽のすぐ外側で且つY=160辺り)に設置しました。
周りを必要最小限の水で満たして(フルパワーにて)活性化を行いました。
準備ができたところで、先ほど設置した土ブロックをすべて壊しました。
こんな感じに水槽に水が満たされて行きます。
次に行うのは、現在まだ(下方向の)水流になっている水を水源に変える作業です。 これもガーディアントラップの時と同じやり方でコンブを使って行います。
コンブを持って水槽の底に向かいます。 早速ドラウンド達が湧いています。
が、ドラウンド達はとりあえず無視をして急いでコンブを設置しながら上昇します。
結構追いかけてきます。 上昇速度がほぼ同じなのでもたもたしなければ何とか逃げきれる感じです。
水面すぐ下までコンブを設置したら今度は下降しながら植えたばかりのコンブを壊して行きます。 ドラウンドに攻撃されますが、何とかやり過ごします。
頑張って下まで降りてきましたが、結構な集団がこっちに向かってきます!
これはちょっと無理かぁ、と思ったので…
ビーコンを設置しました。 (以下のスクショでは移動速度と攻撃力アップになってますが、最終的に移動速度と耐性+再生能力としました。 特に再生能力はかなり役立ちました)
また41x15の水槽を3つにわけるための仕切りも作りました。 これによって、より狭い範囲に湧くドラウンドのみを相手にすれば良く、少しは楽に作業ができるはずです。また各仕切りは水面から20ブロックほど下までとしました。
この仕切りを作る際に出入り口として水槽の側面に穴を開けたのですが、結果的にそこは緊急退避用の場所としてとても役に立ちました。
砂で仕切った事で大分楽に作業ができるようになりましたが、それでも水槽がけっこう深いので(深さ150弱) コンブの設置&破壊作業で上下移動をしているだけでまぁまぁの数のドラウンドが湧いてしまいます。今回のトラップづくりでこの作業が一番大変でした。特にトライデント持ちのドラウンドはかなり厄介で、トライデント持ちが現れた場合には基本は「緊急退避」で切り抜けました。
水源化を終えた部分がわからなくならないように、コンブは一部残しておきました。(以下のような感じ) また今回はガーディアントラップの時の発見(?)が役に立って、辺の部分だけを1つ飛ばしで水源化するだけの作業ですみました。
最初こそ苦戦したドラウンドですが、後半は慣れてきたのかだいぶ楽になりました。 通常のドラウンドは少々うざいですが慣れればぜんぜん大したことありませんでした。 しかしトライデント持ちだけは慣れの問題ではなく最後まで結構苦戦させられました。(容赦なくトライデントで攻撃しまくってきます)
水源化作業の次はソウルサンドの敷き詰め作業です。
こんな感じに敷き詰めて行きました。
どうもこのソウルサンドの泡というのが負荷の高い処理(サーバー側?)のようで、この作業は後半になるにつれて重たい状況(5fps程度)でやる事になりました。
そして最後の1個です。 これをおけばこの作業は完了です。
その後早速水槽上部に行って上手く動いているか確認をしました。
とりあえず上手く行っているようです。
ふぅーっ。 やっと完成です。
待機場所(≒落下地点)ではハーフブロック分の隙間から溜まったドラウンド達をこんな感じにやっつけます。
ていっ!
その後、パフォーマンスを計測してみました。 25匹溜まるまで時間を10回程度測りましたが最も早い場合で31秒、最も遅い場合で57秒で、平均は50秒弱でした。
またちょうど20分間で得られるドロップを検証してみました。(以下はドロップ増加 III の剣で落ちてくるドラウンドを20分間やっつけた場合の成果)
整理すると:腐肉=1550個、オウムガイの殻=17個、金インゴット=46個、トライデント=4本、釣り竿=1本、羽=4本、生の鶏肉=7個 でした。
Wikiの情報(ドロップ増加IIIの場合に一匹のドラウンドから得られる腐肉の数=平均2.5個)から、落ちてくるドラウンドの1時間あたりの数を逆算して見ました。
1550個 ÷ 2.5 x (60分÷20分)= 1860匹(1時間あたり)
(50秒弱で25匹溜まるという結果とほぼ一致しているので多分計算はあっているんだと思います)
Wikiの情報だとトライデント持ちのドラウンドがスポーンする確率が15%の事で、そのうち実際にドロップIIIでキルした場合にトライデントをドロップする確率は4.7%との事なので、平均的に142体のドラウンドをドロップIIIでキルしてやっと1本のトライデントが得られる計算になります。今回の上記測定の結果でも155体で1本得られたという結果なので、ほぼ理論通りの結果が得られているように思います。
上記の計算があっていたとして、今回のトラップのパフォーマンスは以下のようにまとめることができます。
(1)1時間で落ちてくるドラウンドの数 = 1860匹
(2)1時間で得られるトライデント数 = 13本 (約4分半で1本得られる計算)
作業はそこそこ大変でしたが、パフォーマンス的には満足しています。 まぁでもトライデントを取得する事だけを考えるのであれば、ここまでの効率は必要なくてもっともっと小規模なもので十分と思います。
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