2018年9月23日日曜日

新029 ドラウンドトラップ(高効率のソウルサンド式)を作ってみた

どうも。 ころすけです。

今回は高効率のドラウンドトラップ(ソウルサンド式)を作りました。
(2019/8/5: その後1.14でももう少し大きいドラウンドトラップを作りました)

今までの冒険で既に(村人式の)ドラウンドトラップは作っていたのですが、トラップの効率にはあまり満足していませんでした。 ある程度気長にトライデントをゲットするという目的には十分役立ってくれましたが、もう少し効率の良いトラップを作ってみたくなりました。

いろいろ調べるとドラウンドは川バイオームで特に良く湧く(ドラウンドが湧く確率が高く設定されている)らしいので、今回は川バイオームにトラップを作成する事にしました。

今回作るのは川バイオームの上空に大きな水槽を作って、その底にソウルサンドを敷き詰めてできる上昇バブルでドラウンド達を水槽の上まで誘導し、その上に設置する フェンスゲート + その上の水流 でドラウンド達を一箇所に集めてから、待機場所まで落下させて瀕死のダメージを与える、という仕組みにします。

水槽は地上から20ブロック程度上(Y=80)から上空Y=225程度までのものを作ります。この水槽が大きければ大きいほどきっと効率も良くなるのである程度の大きさ(32x32)の水槽を作りたいと当初は思っていました。 しかし最終的には川バイオームの形状などからもっと小さいサイズ(後述のとおり)15x41の水槽を作りました。

以下に完成したトラップの稼働時のイメージをまず載せておきます。

という事で、まず川バイオームを探す所から始めました。 川らしき地形は目視で探しました。 以下のような感じで、高い所まで土ブロックを積み上げて周りを見渡すような探し方をしました。

次に、F3で出てくる情報の Biome: 欄を見て minecraft:river となっているブロックを1つずつ突き止めてマーキングしていきます。 今回はたまたま手持ちで持っていた石ブロックでマーキングしました。

ある程度マーキングしたところで上空までブロックを積み上げて見下ろして見ましたが、細長い部分の集合体のような感じの形状になっていて、当初考えていた32x32程度の大きさを確保するのが難しいという事がわかりました。

それでもそこそこ大きく取れそうな矩形(15x41)をシーランタンでマーキングしました。

Y=80から水槽を作り始めます。

こんな感じに外枠を積み上げて行きます。 (外枠の範囲は17x43です) 単純作業なので非常に退屈な気持ちにもなるのですが、まぁ黙々と作業をこなして行きました。

石ブロックが大量に必要(一層あたり2スタック弱が必要)だったので、しばらく前に作った石製造機では役不足感(遅すぎる=毎分80個の性能)を否めませんでした。 なので実は途中で以前よりも効率の良い石製造機も作りました。 (以下スクショです。 説明が大変そうだったので記事にはしていないのですが、性能的には毎分325個程度出るものとなっています。)

地道にコツコツと作業を行って大分上空まで作りました。 雪が降っているので、この後予定している水源の設置作業では、ひと工夫必要になりそうです。(凍ってしまわないための工夫)

予定していた高度まで(大凡)到達したので、土ブロックを敷き詰めます。

この土ブロックの上に水源を設置して、最終的には土ブロックを壊します。それによりこの水槽が水流で満たされる事になります。 (水流のままだとソウルサンドからの泡が上までのぼってこないので、水流から水源に変換するための作業も後で行います)

少し分かりにくいのですが、水源が凍ってしまわないための対策として、敷き詰めた土ブロックの2ブロック上の端の部分には以下の画像のように土ブロックを設置しました。 水源が凍る際のざっくりとした条件として空が見えていて且つ自分の横方向のブロックのどこかが水以外であることというのがあります。 つまり石の壁と接している部分にのみ蓋をすればとりあえずは凍らないという事なので以下のようにしました。


そして水源で満たします。

次に屋根となる高さの端っこ部分だけ(先ほどの土ブロックの蓋の真上)を作りました。 (本当はこの作業を先にやれば、上記の土ブロックの蓋の設置は不要でした…。 以下のスクショではいらなかった土ブロックの蓋を撤去しています。) 

次にフェンスゲートの設置&水源の設置を行って行きました。(このあたりの詳細はこの間作ったガーディアントラップの時と同じやり方なのでそちらを参考にしてもらうと良いと思います。) そして片側の辺に集まったドラウンドを更に誘導するための水路も作りました。(以下のスクショではまだ水は流していない)

そして水槽から24ブロック程度はなれたところまで誘導する部分と、その先のドラウンドを落下させる部分を作って行きました。 (水槽から落下場所(≒待機場所)までを24ブロック離したのは水槽全体でドラウンドがちゃんと湧くようにするためです)

そして待機場所(ガラスで囲われた部分)も作って行きます。 待機場所はY=195付近にします。これは地上(Y=63付近)から128ブロックより離れていて且つ水槽内のどの部分も128ブロック以内であるという事とドラウンドの落下距離でこのように決めました。

以下に位置関係を示す参考図を載せておきます。

ここから先の作業は水中での作業となるので、コンジットの設置を行いました。 コンジットは水槽内の全てにその効果が及ぶような場所(水槽のすぐ外側で且つY=160辺り)に設置しました。

周りを必要最小限の水で満たして(フルパワーにて)活性化を行いました。

準備ができたところで、先ほど設置した土ブロックをすべて壊しました。

こんな感じに水槽に水が満たされて行きます。

次に行うのは、現在まだ(下方向の)水流になっている水を水源に変える作業です。 これもガーディアントラップの時と同じやり方でコンブを使って行います。 

コンブを持って水槽の底に向かいます。 早速ドラウンド達が湧いています。

が、ドラウンド達はとりあえず無視をして急いでコンブを設置しながら上昇します。

結構追いかけてきます。 上昇速度がほぼ同じなのでもたもたしなければ何とか逃げきれる感じです。

水面すぐ下までコンブを設置したら今度は下降しながら植えたばかりのコンブを壊して行きます。 ドラウンドに攻撃されますが、何とかやり過ごします。

頑張って下まで降りてきましたが、結構な集団がこっちに向かってきます!

これはちょっと無理かぁ、と思ったので…

ビーコンを設置しました。 (以下のスクショでは移動速度と攻撃力アップになってますが、最終的に移動速度と耐性+再生能力としました。 特に再生能力はかなり役立ちました)

また41x15の水槽を3つにわけるための仕切りも作りました。 これによって、より狭い範囲に湧くドラウンドのみを相手にすれば良く、少しは楽に作業ができるはずです。また各仕切りは水面から20ブロックほど下までとしました。

この仕切りを作る際に出入り口として水槽の側面に穴を開けたのですが、結果的にそこは緊急退避用の場所としてとても役に立ちました。


砂で仕切った事で大分楽に作業ができるようになりましたが、それでも水槽がけっこう深いので(深さ150弱) コンブの設置&破壊作業で上下移動をしているだけでまぁまぁの数のドラウンドが湧いてしまいます。今回のトラップづくりでこの作業が一番大変でした。特にトライデント持ちのドラウンドはかなり厄介で、トライデント持ちが現れた場合には基本は「緊急退避」で切り抜けました。

水源化を終えた部分がわからなくならないように、コンブは一部残しておきました。(以下のような感じ) また今回はガーディアントラップの時の発見(?)が役に立って、辺の部分だけを1つ飛ばしで水源化するだけの作業ですみました。

最初こそ苦戦したドラウンドですが、後半は慣れてきたのかだいぶ楽になりました。 通常のドラウンドは少々うざいですが慣れればぜんぜん大したことありませんでした。 しかしトライデント持ちだけは慣れの問題ではなく最後まで結構苦戦させられました。(容赦なくトライデントで攻撃しまくってきます)

水源化作業の次はソウルサンドの敷き詰め作業です。

こんな感じに敷き詰めて行きました。

どうもこのソウルサンドの泡というのが負荷の高い処理(サーバー側?)のようで、この作業は後半になるにつれて重たい状況(5fps程度)でやる事になりました。

そして最後の1個です。 これをおけばこの作業は完了です。

その後早速水槽上部に行って上手く動いているか確認をしました。
とりあえず上手く行っているようです。

稼働の確認ができたところで、後は屋根を下付きハーフブロックで作りました。これにより水槽内部が暗くなるので、より沢山のドラウンドが湧くはずです。

ふぅーっ。 やっと完成です。


待機場所(≒落下地点)ではハーフブロック分の隙間から溜まったドラウンド達をこんな感じにやっつけます。

ていっ!

その後、パフォーマンスを計測してみました。 25匹溜まるまで時間を10回程度測りましたが最も早い場合で31秒、最も遅い場合で57秒で、平均は50秒弱でした。

またちょうど20分間で得られるドロップを検証してみました。(以下はドロップ増加 III の剣で落ちてくるドラウンドを20分間やっつけた場合の成果)
整理すると:腐肉=1550個、オウムガイの殻=17個、金インゴット=46個、トライデント=4本、釣り竿=1本、羽=4本、生の鶏肉=7個 でした。

Wikiの情報(ドロップ増加IIIの場合に一匹のドラウンドから得られる腐肉の数=平均2.5個)から、落ちてくるドラウンドの1時間あたりの数を逆算して見ました。
 1550個 ÷ 2.5 x (60分÷20分)= 1860匹(1時間あたり)
(50秒弱で25匹溜まるという結果とほぼ一致しているので多分計算はあっているんだと思います)

Wikiの情報だとトライデント持ちのドラウンドがスポーンする確率が15%の事で、そのうち実際にドロップIIIでキルした場合にトライデントをドロップする確率は4.7%との事なので、平均的に142体のドラウンドをドロップIIIでキルしてやっと1本のトライデントが得られる計算になります。今回の上記測定の結果でも155体で1本得られたという結果なので、ほぼ理論通りの結果が得られているように思います。

上記の計算があっていたとして、今回のトラップのパフォーマンスは以下のようにまとめることができます。
(1)1時間で落ちてくるドラウンドの数 = 1860匹
(2)1時間で得られるトライデント数 = 13本 (約4分半で1本得られる計算)

作業はそこそこ大変でしたが、パフォーマンス的には満足しています。 まぁでもトライデントを取得する事だけを考えるのであれば、ここまでの効率は必要なくてもっともっと小規模なもので十分と思います。

2018年9月22日土曜日

新028 拠点近くに経験値トラップを作った (Lv30まで3分程度)

どうも。 ころすけです。

今回は拠点近くに経験値トラップを作ろうと思います。
(以下完成後のスクショです)

今までのマイクラ人生では経験値を得るためにスポナーを使ったゾンビトラップや(冒険初期)、ブレイズトラップや(冒険中期)、エンダーマントラップ(冒険後期)を利用してきました。 特にエンダーマントラップは非常に効率よく稼げるのでエンチャントや修繕に大活躍していました。

が、しかし…エンダーマントラップの難点はわざわざエンドまで行って更に本島から128ブロック程度離れた場所まで移動してそれでやっと経験値が得られという点です。「シルクタッチのツルハシをちょっと修繕したい」と言うような場合には使い勝手が良くありません。

そこで今回は「拠点近くで気軽に稼げる経験値トラップ」を作ろうと思いたちました。

エンダーマントラップの効率には及ばないにしても、ある程度の効率は確保したいと考えて、結局タイマー水流式の天空トラップを作ることにしました。主目的は経験値ですがドロップアイテムも一応取れるようなものにしようと思います。

作るのは旧冒険でも作ったオブザーバーとディスペンサーを組み合わせて水流を各湧き層に発生させるタイプのものにします。 今回の冒険ではMob達を落下ダメージで即時キルするのではなく、水流を使って一箇所に集めてから最後の一撃をプレイヤーが与えるようにします。 以下はその部分のスクショです。 湧き層と同じ高さに上向きにディスペンサーを設置して、その上1ブロックは空間として、そのすぐ上にオブザーバを設置します。(あとはこの繰り返し)


設計図を以下に載せます。

(作成手順については旧冒険の記事を参考にしてもらった方がよいかもしれません)

濃いピンク(マゼンタ)の部分がオブザーバーとディスペンサーが配置される中心部分です。薄いピンクが湧き層部分ですが、当初は31層作りました。(最終的に隣にもう31層作って合計62層にしました)

各層の中心にあるディスペンサーから一定時間ごとに発生する水流がMobを湧きフロアの端から落下させます。落下先には23x23(枠を含む)の受け皿層があって、そこで更に水流によって中心部分の穴まで誘導します。

以下のような感じに作って行きました。

以下は角の部分。枠は下付きハーフブロックにしました。(枠にはMobが湧かないように)

中心部分の穴はクモが詰まらないように3x3の大きさにしました。また、受け皿層の中心部分9x9は一段低くして水流が真ん中まで届くようにしています。(以下真下から見たスクショです)

中心部分の3x3には開いたフェンスゲートを設置して水流のせき止め & Mobの落下が行われるようにします。

受け皿層は最終的にこんな感じになります。

受け皿層からは20.5ブロック下までMobを落下させてダメージを食らわせます。20.5ブロックという高さは、ある程度のダメージを与えられる高さであり且つクモが死んでしまいにくい高さという事で決めています。というのもクモは壁に張り付いたり登ったりできるので、落下地点まで降りてきた状態で受けているダメージが個体毎にバラバラです。なので今回の20.5ブロックという高さはトライアル&エラーでアバウトに決めました。(落ちてくるクモの半分くらいをプレイヤーがキルできればそれで良しとした)

以下は落下地点&待機場所の作成中のスクショです。

落下地点は下付きハーフブロックとその更に下にホッパーという形にして、ドロップアイテムも集められるようにしています。(以下のような感じになります)

尚、ドロップアイテムは一旦チェストに集まるようにしていますが、その先は(レバー切り替えで)アイテム破棄システムにつなげています。アイテム破棄システムと言ってもドロッパーで海にアイテムを捨てるだけという代物(最悪の場合を想定して溶岩やサボテンでのアイテム即時破棄は行っていません)ですが、経験値だけ欲しい場合には手間が省けて役立っています。

プレイヤーの立ち位置は当初落下地点のちょうど1ブロック下(つまりプレイヤーも1ブロック下に設置する下付きハーフブロックの上に立つことになる)にしていたのですが斜め上からMobの足元を切る感じが強かったので、その後下付きハーフブロック(50cm)よりも薄い日照センサー(37.5cm)の上に立つように調整しました。(「斜め上感」が軽減され少し使い勝手が良くなりました)

落下地点は3x3の大きさなので当初はその外側をプレイヤーが歩き回ってMobにダメージを与えていたのですが、これだと使い勝手が悪いと思ったので、最終的にはピストンを一定時間毎(2秒毎程度)に作動させて2x2のエリアにMobを誘導するようにしました。これにより2x2の外側1箇所(斜め方向)からMobをキルできるようになって、かなり使い勝手は良くなりました。

あとは…肝心の性能です。
良くあるLv1-->Lv30に要する時間ということでやってみたところ3分20秒程度という結果でした。この結果は拠点から待機場所に移動してすぐ計測を始めた場合のデータです。(実際今後もそのように使うことが多いと思ってこのように計測してみました)

つまり上記にはトラップがフル稼働するまでに要する20-30秒程度のスタートアップタイムも含まれています。なので連続稼働時の性能としては「Lv1-->Lv30に必要な経験値(=1395)を得るのに3分弱かかる程度」ということになるのだと思います。

エンダーマントラップと比べると劣りますが、それでも拠点近くで気軽に修繕ができるという事を考えれば十分な性能だと思っています。今後の冒険できっと役立ってくれる事と思います。