2018年10月17日水曜日

新037 製氷施設

どうも。 ころすけです。

今回は製氷施設を作ります。 今回重視したのはある程度すぐに氷が取れてしかもある程度継続的に利用できるという部分です。というのも、氷が必要な時に製氷施設がある氷バイオームまでやってきて、そこで氷ができるまで延々と待たされるというのはいやだからです。

いろいろテストワールドで試した結果、最終的に以下のようなものを作りました。全手動式です。

仕組みとしては深さ1ブロックの大きな池を全部木ブロックで作ります。(ツルハシで壊れにくいものなら土ブロックとかでもOKです) あとは氷ができやすくて且つ氷を採掘したらそこがまたすぐに水源になるような配置で木ブロックを配置するようにしています。また採掘効率を高めるために最大効率(V)のダイヤのツルハシ(シルクタッチ)を使って更にビーコンで移動速度IIを付加しています。(ビーコンで採掘速度アップも試したのですが効果は感じられませんでした。移動速度は明らかな効果が感じられました。)(あと関係あるかないか検証していませんが水中歩行III(ブーツ)と水中採掘もついています)

上記画像を見ると、ちょうど半分のあたりで木ブロックの配置が変わっていますが、これは当初半分のサイズで作っていたものをあとから拡張したためです。拡張時には少し多くの材料が必要になるものの、より作りやすい方法を採用したのでデザインが少し異なっています。(施設の振る舞いは同じです)

大きい規模に拡張した理由としては、池全体の採掘を終わった頃に、またすぐに次の採掘を始めたいという理由によります。池の大きさが十分でないと、池全体の採掘がすぐに終わってしまって、次の氷がまだあまりできていない状況で2回目の採掘を行う事になるので効率が良くありません。ある程度の大きさがあれば、一回目の採掘が終わる頃に、最初の方に採掘した部分で、ある程度の氷が出来上がっている状態となるので「ほしいだけの氷が集まるまで採掘し続ける」といった使い方ができるようになるという目論見です。

氷ができる条件としては横方向の隣り合わせのブロックが水以外であることと、空が見えている事という条件があるので、大きな池をただ作るだけだと、池全体が凍るのにはだいぶ時間がかかります。(隣り合わせのブロックが水以外(氷はOK)という条件を考えると、池の端から順番に凍って行って池の真ん中付近は最後のほうでやっと氷になる)

なので、今回の設計では、池の中に水以外のブロック(木ブロックを使っています)をたくさん配置して、氷が早く形成されるようにしています。また採掘後の空間がすぐまた水源になるように、凍らない水源(上にハーフブロックで蓋をした水源)もたくさん設置しています。

以下に、非常に小さい規模で作り方を説明したいと思います。

まず池の大きさを決めて池を作ります。池の大きさは縦横ともに偶数にするのが都合が良いです。以下の説明は枠の大きさが 縦13 x 横9 の池の例です。池は木などのツルハシですぐに壊れないブロックで作ります。(土ブロックなどでもOKです)

次に池の一番外側に水源=氷ブロックを配置します。(バケツでやってもできないことはないですが、あとあとの作業やわかりやすさを考えると氷ブロックで設置することをおすすめします)

次に以下の画像のように、縦方向には互い違いに何も置かない列と氷ブロックを飛び飛びに置く列を作って行きます。

次に飛び飛びに氷ブロックを置いた列についてその間に木ブロックを設置します。(ここもツルハシで壊れにくいブロックであれば土ブロックなどでもOKです)これらのブロックが種ブロックのような役割となって氷の形成を早めることになります。

次に設置したすべての氷ブロックの上にハーフブロック(下付き)で蓋をします。

最後に設置したすべての氷ブロックを(シルクタッチ以外)で壊して水源にします。最終的にこれらの水源は蓋があるので凍ることなく保持されます。これらがあることで、近くの氷が採掘された際にできる空間を再度水源化できることになります。

これで完成です。あとは凍るのを待って氷を(シルクタッチで)採掘するだけです。(採掘された部分の空間は勝手に水源化されます)

実際には以下のような規模で作りました。 (池の外枠の大きさが縦67x横45です)

実際にどのくらいとれるのか計測してみました。 まず全部が凍った状態から始めます。

こんな感じにダッシュしながらどんどん採掘して行きます。(ビーコンの歩行速度アップが効いています)

全部の氷を採掘するのに4分45秒かかりました。で、とれた氷は全部で1346個でした。

1346個の氷は一旦チェストに全てしまってからすぐ最初の場所に戻って2回めの採掘を始めます。以下は2回目の採掘を始める直前の状況です。

果たして2回目は何割程度の氷が取れるのか…

結果は871個(65%程度の回収率)でした。 3回目はやっていませんが2回目と同程度だと思います。なのでこの施設の連続採掘時の効率は、4分45秒で870個の氷が取れる程度の効率という結果でした。 毎時換算だと11000個の氷ブロックが取れる程度の施設という結果となりました。


今の所は十分な効率なので今回はこれで完成という事にします。

新036 「縦型」カカオ豆収穫施設

どうも。 ころすけです。

前回 染料集め の一環として横方向に収穫可能なカカオ豆収穫施設を作りましたが、今回もう一つ縦型のものを作って見ました。テストワールドでいろいろ試している時に縦型も面白そうだと思ったのがきっかけです。

仕組みとしては縦一列に配置したジャングルの木の原木に実ったカカオの実を上から水流で一気に収穫するというものです。再植え付け作業が楽にできるように、1ブロック離れた場所にハシゴを設置して、上からハシゴを伝って降りながら(マウス右クリック押しっぱなしで)植え付けができるようにしました。(以下テストワールドでの試作機)

植え直し作業は上から降りながらやることになるので、頂上までのエレベータ(ソウルサンド式)も合わせて作りました。

ディスペンサーの起動ボタンの回路は前回と同じで、一回ボタンを押すごとに一瞬だけ水流が流れます。

今回サバイバルワールドで作ったのは、ほぼ建築限界高度までのもので185個の原木が積み上げられた規模です。

植え直し用のカカオ豆を持って(4スタック持って上がりましたが3スタックで十分でした)…

一番上までソウルサンド式エレベータで上がって…

ボタンを押して収穫します。

上から降りながらカカオ豆を植え付けて、下まで降りてきました。

最初に持って上がった4スタック分を次回用にチェストにしまってから今回の収穫を見てみると5x64+49=369個という結果でした。

振り返ってっみて、前回作った水平に植え付ける設計と、今回の縦型の設計で、どちらが良いのかなぁと考えてみましたが、どっちもどっちという感じではありました。縦型の方がシンプルでわかりやすい感じはありますが、エレベータを作ったりすることも考えると建築作業もそこそこ大変だったので…という感じです。

2018年10月16日火曜日

花自動収穫装置の方向に注意

どうも。 ころすけです。

この間作った花自動収穫施設なのですが、その後この収穫装置の向きがどちらに向いているかで、水流のタイミングが変わるようでうまく動作しないパターンがあることがわかりました。

もしかするとマイクラのバグ(?)とも思っていますが、現状1.13.1では4方向のうち1方向はうまく動作しません。最初気づいたのは追加で作っていた収穫装置が今までと同じ回路を使っているはずなのにいくら待ってもほとんど何も生えないという状況でした。少し観察すると、どうも水が引いて地面が現れるまでの時間が長くなっているような感じで、地面が現れる前に骨粉をまくタイミングとなってしまって、結果的に何も生えないという状況でした。

そこでテストワールドで同じ回路からの信号を4方向に設置した収穫施設に送って水流のタイミングを見てみました。 以下のスクショにあらわれていますが、ある1方向(以下のスクショでは上)だけ水が引くタイミングが遅くなっています。 マイクラの水流の仕様が方向によって振る舞いのタイミングが異なるのかもしれませんが、バグの可能性も大だと思っています。

まぁでも方向さえ気をつけて作れば問題なく動くので作るときは注意しようと思います。

以下のスクショを見てもらうとわかるのですが、NGの方向というのは水流が夕日に向かって流れるパターンです。(西に向かって流れるパターン)

2018年10月13日土曜日

新035 カカオ豆収穫施設

どうも。 ころすけです。

染料集め の一環として今回はカカオ豆の収穫施設を作ります。

カカオ豆収穫施設では「カカオ豆を植える事も楽」という点をないがしろにはできません。

そこで今回は、水平方向に一定の高さ(Y値)でジャングルの木の原木を並べ、カカオ豆の植え付けが楽にできるような設計にしました。

(以下、説明用に小規模もので作り方を示します。)

まずはジャングルの木の原木を地上に並べて設置します。原木は8つ並べる毎に1つの通常ブロック(石ブロックなど以下の画像ではプリズマリンブロック)を挟むように置いていきました。

次にディスペンサーを設置しました。各ディスペンサーは8個づつ並んだジャングルの木の原木の一番端っこに向かい合わせるように設置します。 各ディスペンサーには水入りバケツを1つづつ入れておきます。

そしてディスペンサーから発生する水流の通り道を確保しました。

ディスペンサーから発生する水流が途切れる場所を1ブロック掘って以下のように看板を設置します。 以下の画層にもありますが、そこから更に水路を伸ばします。 (プリズマリンブロックの下を通して反対側まで水路を伸ばす)

掘った場所に水源を設置します。

こんな感じに裏側まで水路を確保します。

水流が途切れる場所は、氷ブロックと看板で延長します。

適当な回収場所まで必要なだけ延長します。(以下の図ではシーランタンがあるところまですべてのアイテムが送られる事になります)

同じこと(ディスペンサーからの水流が途切れる場所を1ブロック掘る作業からここまでの手順)をそれぞれのディスペンサーについて行います。

後は各ディスペンサーを起動するためのレッドストーン回路を組んで行きます。 回路は石のボタン(木のボタンはONになっている時間が石のボタンより長いので今回は使いません)からの信号を直接伝える系統と、4つのリピーター(それぞれ最大遅延)を経由して伝える系統を合わせてから各ディスペンサーに伝えるようにしています。これによってボタンを一回押すとON⇢OFF⇢ON⇢OFFという信号が伝わることになって、水流が一瞬発生してまたすぐに止まるようになっています。

後はカカオ豆を植えて置きます。(当初からの予定通り、横移動しながら右マウスボタンを押しっぱなしで楽に植え付けができます)

最後に各原木の上にブロックを設置します。(以下の図ではガラスブロック) これは収穫時にカカオ豆が原木の上に飛び出してしまう事を防ぐためにやっています。

以上で出来上がりです。 カカオの実が実ったらボタンを押して収穫します。

収穫されたカカオ豆は水流にのって回収場所まで届くのでそこで回収します。(ホッパーは特に必要ないので使っていません)

そしてすぐに次回のための植え付けをやります。 植え付け作業をすぐに行う事で水流で回収しきれなかったカカオの実(以下の画像で空中うに浮いているやつ)も合わせて回収できます。

今回、本運用の為に作ったのはもう少し大きな規模なものです。(以下のスクショです。片側56個(8x7)の原木を往復分(つまり合計112個の原木を使う)の規模のものです。)

この規模ですと、1回の収穫でおおよそ(植え直す分は差し引いて)200個程度のカカオ豆が取れます。

今回はこれで完成としますが、実は「縦型の施設」も別途作りました。(上記スクショにも一部写っていますが、これについては次回の記事で書こうと思います)



2018年10月6日土曜日

新034 サボテン自動収穫施設 (効率について&作成)

どうも。 ころすけです。

染料集め の一環として今回はサボテン自動収穫施設を作ろうと思います。

まずはネットで下調べをしました。 サボテンは横にブロックがあると即アイテム化するので、調べた範囲ではすべてのサボテン収穫施設はこの性質を利用して収穫を行っていました。

サボテンをアイテム化するために設置するブロックは石ブロックやガラスブロックなどでもOKですし、フェンスゲート、看板、ガラス板などでもOKです。下調べによるとガラス板などの小さいものの方が良さそうだという事も知りました。 石ブロックなどフルに大きいブロックの場合は、アイテム化したサボテンが跳ね返って自分自身にぶつかって消滅する確率が高くなってしまうのだと思います。

もう少し調べていると、自分自身にぶつかって消滅してしまう事を回避する方法もWikiに書かれていました。それによるとサボテンを設置する土台となる砂ブロックと同じ場所に重ねるようにホッパー付きトロッコを設置すると、サボテンが自分自身にぶつかって消滅する前に回収が行われるとの事でした。 (重ねて設置する方法としては:地面に線路を設置⇢トロッコ付きホッパーをその線路に設置⇢線路を壊す⇢ホッパー付きトロッコに上から砂を落下させる等)

100%の効率を追求するのであればトロッコ付きホッパーの仕組みで作れば良いとは思うのですがコスパ的にそこまでやる意味はきっとなさそうです。

まぁでも100%の場合とそうでない場合でどのくらい効率が違うのかを知りたくなったので、テストワールドでちょっとした実験をしてみました。

今回の実験では以下の6パターンで収穫量を計測しました。
(1) トロッコ付きホッパーの場合(左下)
(2)ガラス板でアイテム化(真ん中下)
(3)フェンスゲート(閉)でアイテム化(右下)
(4)フェンスゲート(開)でアイテム化(左上)
(5)看板でアイテム化(真ん中上)
(6)ガラスブロックでアイテム化(右上)


(randomTickSpeedを通常の1000倍(=3000)にして1時間程計測しました。ちょうどトロッコ付きホッパーのチェストがフルになるタイミングでrandomTickSpeedを0にしてサボテンの成長をストップさせてから、各チェスト内のアイテム数をカウントしました。)

その結果は以下の通りでした。

トロッコ付きホッパー = 1728
看板  = 1306
ガラス板 = 1288
開いたフェンスゲート = 1280
閉じたフェンスゲート =1275
ガラスブロック = 1096

回収率としてグラフ化してみると…

トロッコ付きホッパーなしの場合、看板、ガラス板、フェンスゲート(開)、フェンスゲート(閉)が大凡75%程度の回収率で、フルブロックだとやはり回収率が悪く63%という結果でした。 (看板は誤差の範囲を超えて若干良いような気もします。)

という事でサバイバルワールドでは、「制作の容易さ」という観点からガラス板でアイテム化する施設にする事にします。

拠点近くはなんとなくいろいろ施設が増えてきたので、どこか少し遠い場所で作ることにしました。(今後第二拠点になるかもしれません)

調べた中ではポピュラーで回収率も悪くない配置の設計を利用する事にしました。
(以下参考図)

9x9のエリアを壁で囲ってその4隅に水源を設置して、真ん中にアイテム化したサボテンを集めるタイプです。 これを複数階層上方向に設置するつもりです。いろいろ調べた中では階層毎に水流で一箇所に集めてから下に落とすやり方の方が効率が良い(他のサボテンとの衝突で消滅してしまうパターンを軽減できる)との事だったので、この設計を採用しました。

こんな感じに一番下の回収ホッパー&チェストから作りはじめました。


水源を設置します。(氷が手に入ったので楽になりました)

氷を破壊してこんな感じになりました。

砂ブロックを16個設置します。

サボテンを砂ブロックの上に設置します。

ガラス板を設置して行きます。

ガラス板はサボテンの一つ上と2つ上の層(2層分)設置します。 これはサボテンの上2ブロック空けた方が回収率があがるとの情報があったからです。

1層目が完成したところです。

ガラス板2層のすぐ上の層が次のフロアになります。あとはこの繰り返しで上方向に伸ばして行きます。

あと、各階層の床の真ん中には穴を空けます。(一番下だけここにホッパーがある)

ふーっつ。

今回はとりあえず8層作りました。

パフォーマンスを計測してみました。2時間20分待機して回収できたのは731個でした。(毎時313個の計算) 植えてあるサボテンの数は1階層あたり16個(4x4)なので今回の施設には128個のサボテンが植えてある事になります。 なのでサボテン1個あたり1時間に約2.45個のサボテンを得られる計算となります。

冒険上、多分これ以上の規模は特に必要ないと思うのですが、今後気が向いたらもう少し規模を大きくしてみようかと思っています。(ただ単にやってみたいからという理由です…)